北欧テイストと日本人は相性がいい?!ジャパンディの魅力と特徴
住まい・建築について
ジャパンディスタイルとは、北欧スタイルに日本らしさを取り入れたインテリアスタイルです。
北欧と日本の良さが融合したジャパンディスタイルは、今日本でも人気を集めていますが、その発祥は日本ではなく北欧だと言うのをご存知ですか?
ジャパンディスタイルが生まれた背景や、北欧のデザイナーたちが注目した「日本らしさ」を紐解きながらジャパンディスタイルの魅力を探ってみましょう。
ジャパンディが生まれた背景

北欧のデザイナーたちが日本の文化に触発して生まれたジャパンディスタイル。
その語源や日本文化のどんなスタイルが北欧の人たちにとって魅力的に映ったのか、まずはその起源について見てみましょう。
ジャパンディの語源
ジャパンディ(Japandi)とはJapaneseとScandinavianを組み合わせた言葉です。この言葉からもわかる通り、ジャパンディとは北欧のスウェーデン・ノルウェー・デンマークがあるスカンディナビアのデザインと日本らしさを組み合わせたスタイルです。
ジャパンディのはじまり
ジャパンディのはじまりは、1800年代に遡ります。
日本が開国した直後の1863年、デンマーク海軍の中尉だったウィリアム・カーステンセンが日本の文化に魅了され発表された本がきっかけで、北欧のデザイナーたちに日本の文化やスタイルが広まりました。
デンマークのデザイナーたちは、日本らしい侘び寂びの文化や、自然素材を使ったスタイルに刺激されジャパンディという新たなインテリアスタイルが誕生しました。
ジャパンディに魅了されたクリエイター
日本でも有名なデザイナーをはじめとして、ジャパンディスタイルに魅了されたクリエイターは数多くいます。
たとえば、フィンランドの建築家として有名なアルヴァ=アアルトはジャパンディスタイルの先掛けとも言える一人。代表作であるヴィラ・マイレアは、日本らしい木組みや木目を生かした仕上げなどがまさにジャパンディスタイルを体現しています。
他にも、日本の建築様式に影響を受けたデンマークの建築家フィン・ユールやインテリアスタイリストのコリン・キングなどジャパンディスタイルに魅了されたクリエイターは数知れません。
魅力はミニマリズムや自然との向き合い方
心地よい空間や時間を示す「ヒュッゲ」を大切にする北欧で、日本らしさが受け入れられた背景には日本の侘び寂び文化や自然との関係に共通する部分があったからとも言われています。
余計な装飾は施さず、慎ましさや自然の移ろいや経年変化による美しさを尊ぶ日本の考え方が北欧文化と融合してジャパンディスタイルとして広がっています。
※北欧テイストについて詳しくはこちら
[コラム]北欧テイストとは?文化的背景から北欧デザインを深く理解
ジャパンディスタイルの特徴5つ

住まいや暮らしにジャパンディスタイルを取り入れるために、知っておきたい特徴を5つご紹介しましょう。
マイホーム計画や模様替えなどにぜひ活かしてみてください。
ミニマムでありながら機能的
ジャパンディらしさを引き出すためにまず押さえておきたいのが、ミニマムな空間作りです。
暮らしの中で本当に使う必要なものを厳選して選んで、身の回りにあるものを整理整頓することで、この後ご紹介するジャパンディスタイルの特徴が引き立ちます。
自然素材を多用した空間デザイン
日本の住まいでは木や石などの天然素材が多く使われています。ジャパンディスタイルでも同様で、木材だけでなくリネンやウールのファブリック、陶器、紙などの天然素材を用いることが多くあります。
手仕事の尊重やクラフトマンシップ
ジャパンディスタイルでは、クラフトマンシップが息づくインテリアがよく使われます。
といっても、高級なものである必要はなく自然素材で丁寧に作られた、長く使える質の良いものを大切に使い続けることがジャパンディらしさと言えるかもしれません。
自然とのつながりをデザイン
室内に自然光を取り入れたり、緩やかに室内と屋外を繋げる縁側のような空間など、日本の住まいには自然や季節の移ろいのエッセンスが感じられる工夫が散りばめられています。
北欧も日本と同じように四季があります。長い冬に家の中で過ごす時間が長くなることから、室内でも心地よく過ごせるよう自然とのつながりをさりげなく取り入れる空間づくりをしてきたからこそ、ジャパンディでは日本と北欧の住まいに対する共通の思想が息づいています。
空間の「余白」で心地よさや静けさを演出
ジャパンディスタイルでは、空間の余白も大切な要素です。ものを出しっぱなしにするのではなく隠す収納などを上手に活用して余白のある空間を作るのもジャパンディスタイルの特徴です。
ジャパンディスタイルのポイント3つ

実際に住まいをジャパンディスタイルにコーディネートする際の、ポイントはシンプルです。
先ほどご紹介した特徴も踏まえながら、次の3つのポイントを意識して日本人の暮らしに合ったジャパンディスタイルを作ってみましょう。
照明の工夫
室内の照明は明るくしすぎず、自然光を生かすのがジャパンディスタイルを作るポイントです。
照明器具もシンプルなデザインや自然素材を取り入れたものを選ぶと良いでしょう。シーリングライトで部屋全体を明るくするのではなく、間接照明を使うのもおすすめです。
色のトーンと素材

ジャパンディスタイルでは、ベースにベージュやアイボリー、白などの柔らかな色味を用いるのがおすすめです。アクセントカラーとして、彩度の低いアースカラーやグレーなどを合わせると空間に陰影が生まれます。
全体を淡い色味で統一するのも良いですが、葉の色の濃い観葉植物やブラックなどをアクセントにプラスするとスタイリッシュになります。
たとえば床やリビング階段などは木の美しさを感じられる無垢の素材を使うことで、ジャパンディらしい色のトーンと自然素材を使った空間をデザインしやすくなります。
80:20の法則
ジャパンディらしい余白を生かした整理整頓された空間を作るために、意識してみたいのが収納です。
物を出しっぱなしにしたり、見せる収納をデザインしたりするのではなく、室内にあるものの8割を収納で隠すよう意識してみましょう。
(まとめ)ジャパンディスタイルをマイホームに取り入れよう
北欧と日本の美意識が融合したジャパンディスタイルは、心地よく機能的でありながら、自然や余白を大切にした空間づくりが魅力です。ミニマルな美しさ、素材の温もり、そして静けさを感じられるスタイルは、現代の日本人の暮らしにもぴったりです。
ぜひご自分のライフスタイルや好みに合わせて、少しずつジャパンディスタイルを取り入れてみませんか。
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