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面積ぴったりの枚数はNG!板材購入を2割多くすべき理由
床材について
DIYで、壁に羽目板を張ったり、床にフローリングを敷いたりするとき、悩むのが「板材は何枚(何パック)買えばいいの?」という問題。
基本的には施工部分の面積に合わせて板材の枚数を検討すればいいのですが、実は、面積ぴったりに板材を買うと、途中で板材が足りなくなる事態が起こってしまいます。
このコラムでは、床・壁・天井すべてに共通して使える「板材の必要枚数の計算方法」と、さらに詳しく知りたい方向けの「板材購入で失敗しないための注意点」を分かりやすく解説します。
3ステップでできる板材計算

板材の必要枚数は、施工したい面積(m²)を、購入した板材1パック当たりの平米(m²)数で割り、後述する「歩留まり」を考慮することで算出します。
計算式:施工面積(�屐法猗頂爐�1パック当たりの平米数(�屐法�1.1〜1.2(歩留まり考慮)
具体的な例を交えながら、計算方法を掴んでいきましょう。
【ステップ1:施工面積を計算する】
まずは、板を張りたい場所の面積(m²)を計算します。
測った場所の長さをメートル(m)に換算し、「縦×横」で計算しましょう。
例:縦幅10m×横幅5mの空間の場合、施工面積(�屐砲�10×5=50m²
【ステップ2:板材の平米数(�屐砲燃笋襦�
ステップ1の手順で算出した施工面積を、購入した板材の「1パックあたりの平米数(�屐法廚燃笋蠅泙后�
商品ごとに1パックに含まれる枚数や平米数(入数)は異なるので、購入元の情報をご確認ください。
ここでは、北欧の森の商品「北欧レッドパインフローリング」の平米数3.45�屬鯲磴坊彁擦靴泙后�
例:施工面積50m²÷1パック当たり平米(�屐某�3.45m²=14.5
必要パック数は14.5、小数点を切り上げて15パックと算出できます。
【ステップ3:歩留まりを考慮する】
ここまでで面積あたりに必要な枚数は算出できました。
しかし、ステップ2のパック数で注文しても、板材は高確率で足りなくなってしまいます。
木材は、部屋に合わせてカットする際、どうしても使えない端切れ(ロス)が発生します。
また、天然の木材であれば、製材から手元に届くまでの段階で割れや欠けが発生してロスにつながることや、節などの「キャラクター」が強く出ていてお部屋の雰囲気に合わないと判断した場合に、該当部分の使用を見送ることもあります。
このようなロスのことを「歩留まり(ぶどまり)」と呼びます。
DIYでは、歩留まりを考慮し1〜2割増しの数量で注文するのが理想的です。
例:必要パック数14.5×歩留まり1.2=17.4≒18パック
必要パック数は17.4。小数点を切り上げ、この例で最終的に必要なパック数は18パックと算出できます。
余りが出ないように注文したいと考える方もいますが、途中で資材が足りなくなったときの完成の遅れや、追加注文によって別途送料がかかるリスクを考えると、最初から少し多めに確保しておく方が安心です。
板材購入で失敗を防ぐための注意点

ここからは、「実際に作業を始めたら足りなくなった!」というトラブルを防ぐために、必ずチェックしておきたい3つの注意点をお伝えします。
板材の働き幅(有効幅)で計算する
羽目板やフローリングには、板と板を噛み合わせるための「実(さね)加工」が施されているものが多くあります。
これらの加工がある板材は、噛み合わせた時に重なる部分があるため、表面に見える幅が製品そのものの幅(全幅)よりも狭くなります。
加工部分の凸幅を除いた、実際に施工したときに見える寸法を「働き幅(有効幅)」と呼びます。
全幅で計算してしまうとズレが生じるので、必ず「働き幅」を基準に計算しましょう。
なお、北欧の森の板材商品は、幅の記載に「働き幅」を採用しているため計算がしやすいです。
歩留まりの発生しやすい形状を知る
板材を貼る場所の形状が複雑な場合は、ロスが多く出やすいため注意が必要です。
特に出っ張りのある部分や、斜めにカットして張る形状ではロスが多く発生します。
多めに歩留まりを考慮し、余裕を持った調達計画を立てましょう。
板材の長さを上手に選ぶ
板材を購入する際は、施工場所に合わせた「板材の効率的な規格選び」がコストを抑えるコツです。
例えば、必要な長さが1200mmだとした場合、2000mmの板を買うよりも3000mmの板を買ったほうが効率的です。
- 2000mmの板:1本から「1200mm×1本」が取れ、800mmが余る。
- 3000mmの板:1本から「1200mm×2本=2400mm」が取れ、余りは600mmに抑えられる。
このように、注文するパックの総平米数だけでなく、「1枚の板から無駄なく何枚切り出せるか」を意識して規格を選ぶと、結果的に購入数を抑えられて経済的です。
また、部屋の長手方向と板の長手を合わせて貼ると、カット数を減らすことがでます。
見た目もすっきりとするので、貼る方向を合わせるのもポイントです。
正しい計算が、理想の部屋づくりの第一歩!
板材の注文で失敗しないためには、「歩留まり」の考慮や効率的な規格選びをすることが大切です。
お気に入りの板材を取り入れて、ぜひ理想の空間づくりを楽しんでくださいね。
北欧の森編集部
2014年のECサイト開設から年。無垢フローリングなどを扱う運営チームとして、仕入れ・販売の実務をもとに床材について発信しています。
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