木製はしごと金属製はしごの違い。適した部屋の特徴も解説
ロフトはしごについて 2024.9.24
ロフトはしごは、大きく分けて木製と金属製があります。2つは見た目や使用感だけでなく、さまざまな違いがあるため、設置場所の特性や主に使う人の使いやすさなどに合わせて、適した素材のはしごを選ぶことが大切です。
このコラムでは、木製はしごと金属製はしごの違いを比較するとともに、それぞれがどのような部屋に適しているのか解説していきます。
木製はしごと金属製はしごを一覧で比較
| 木製はしご | 金属製はしご |
軽さ | ◯ (樹種による) | アルミ製:◎ スチール製:△ |
頑丈さ | ◯ (樹種による) | ◎ |
温かみ | ◎ | △ |
カスタマイズ性 | ◎ (無塗装の場合) | △ |
上記はあくまでも一般的な傾向であり、製品によって特徴が異なる点には注意が必要です。特に木製はしごに関しては、「海外製か日本製か」「使われている樹種は何か」などによって、特性が異なってきます。
ロフトはしごの購入時には、製品ごとの特徴をよくチェックしたうえで比較検討しましょう。
北欧の森で扱っているロフトはしご・ロフト階段のスペックを比べる際は、ロフトはしご・階段比較表をご活用ください。
木製はしごの特徴
木製はしごは無垢の木を使用している製品も多く、見た目やさわり心地、踏み心地から、自然の木が持つ温かみを存分に感じられるのが魅力です。上で紹介したように、原料となる樹種や加工の仕方などによって特徴が異なります。
例えば、木製と聞くと重量があるように感じますが、北欧の森で人気No. 1を誇る木製ロフトはしご【北欧ラダー】はシンプルでスタイリッシュなデザインゆえに、アルミ製はしご並みの軽さです。
木製はしごはカットがしやすく、設置する場所に合わせて高さを変えやすいという特徴もあります。無塗装のものであれば、表面を好きな色で塗装することも可能で、全体的にカスタマイズ性が高いといえるでしょう。ただし、日本製の木製はしごは表面にウレタンクリア塗装が施されているケースが多く、新たに塗装するには元の塗装を剥がす必要があるので注意が必要です。
「木=火に弱い」ことを弱点だと考える方もいるかもしれません。しかし、実は耐火性にも優れているのが木製はしごの強みです。たしかに細い木はあっという間に燃えてしまうのですが、密集した太い木材は芯まで火がなかなか到達しないため、燃え尽きることはそうそうありません。
アメリカのサンフランシスコ消防では、今もなお木製はしごが現役で使われているそう。このことからも、木製はしごが優れた耐火性・耐久性を有していることがよく分かります。
金属製はしごの特徴
金属製はしごは、主にアルミ製とスチール製のものがあります。木製はしごの温かみのある見た目に対し、金属ならではのスタイリッシュでクールな見た目が特徴です。とりわけアルミ製はしごは軽量性に優れており、持ち運びしやすいので垂直収納にも適しています。普段は壁にかけておき、使うときだけ取り付けるようにすれば、省スペースでの設置も可能です。
また、木製はしごに比べて表面が硬いため、日常生活における耐衝撃性に優れているという良さもあります。木製はしごのようなカスタマイズ性はないものの、金属特有の質感が、部屋をモダンで洗練された印象に仕上げてくれるでしょう。
白くてシンプルなデザインがおしゃれな【ルカーノラダー】は、アルミ製なので軽量なのが魅力。垂直収納に便利なダブルフックが付いてくるのは、北欧の森限定の特別仕様です。
木製はしごと金属製はしごが適した部屋の特徴
ここまで紹介したように、木製はしごと金属製はしごには異なる特徴があり、どのような部屋を目指すかによって選ぶべきアイテムが変わってきます。以下の内容を参考に、部屋にマッチするロフトはしごを探しましょう。
木製はしごが適した部屋の特徴
無垢フローリングや天井や壁のウッドパネルなど、ナチュラルテイストで内装を仕上げた部屋には、同じく木の温かみを感じられる木製はしごがよく合います。
小上がり風の低めのロフトベッドがある部屋にも木製はしごがおすすめ。木製はしごはカスタマイズ性が高く、段数のバリエーションも豊富だからです。また、シンプルな内装の部屋に差し色が欲しいと考えている場合も、無塗装の木製はしごを選べば、好きな色にカスタマイズすることができます。
部屋にぴったり合う木製はしごをお探しなら、12種類の段数、豊富なカラーバリエーションで自分好みにカスタマイズできる【カスタムラダー】もおすすめです。
金属製はしごが適した部屋の特徴
女性の一人暮らしをターゲットにしている賃貸物件には、軽量なアルミ製はしごがおすすめです。アルミ製はしごは女性一人でも動かしやすいので、取り付けや取り外しも比較的簡単にできます。
同様にアルミ製はしごは垂直収納がしやすいため、狭くてスペースが限られている部屋にも向いています。使わないときは壁にかけておくことで、デッドスペースを減らすことができるでしょう。
他にも、インダストリアルテイストやシンプルモダンテイストなど、スタイリッシュな内装をコンセプトにしている部屋も金属製はしごがよくマッチします。
単なる建具ではなく、部屋のアイコンになるようなはしごを探しては?
同じロフトはしごでも、木製か金属製かによってデザインや機能性に大きな違いがあります。どちらが優れているということではなく、部屋のイメージに合うものを選ぶことが大切です。
今回紹介した内容を参考に、ロフトを上り下りするための建具としてだけでなく、インテリアとして部屋のアイコンになるようなはしごを探してみてはいかがでしょうか。
Category
商品カテゴリー
ロフトはしご/階段
羽目板/フローリング