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初めてはしごが使われたのはいつ?世界と日本のはしごの歴史

ロフトはしごについて 2023.12.5

家庭や工事現場などで、上へのぼる道具として使われる「梯子(はしご)」。
今では昇降用の道具として使われていますが、初めて作られたのはいつなのか、気になりませんか?

今回のコラムでは、はしごの歴史や「梯子」という漢字の成り立ちをお伝えしていきます。ぜひ最後までご覧になってくださいね。

世界におけるはしごの歴史

世界の遺跡 北欧の森

まずは、世界におけるはしごの歴史を見ていきましょう。

世界で最初のはしごが登場したのは約6万4000年前

世界で初めてはしごが作られたのは、約6万4000年前といわれています。
世界最古の洞窟壁画とされるスペインの「ラパシエガ洞窟」の壁画に、赤いはしごのような絵が描かれていたのが始まりです。

その頃は現生人類が欧州にはいなかったので、壁画を描いたのは絶滅した旧人類、ネアンデルタール人だといわれています。私たち新人類が誕生するずっと前から使われていたのです。

救助活動として使われ始めたのは1815年ごろ

「はしご」と聞くと、救助活動や避難道具を思い浮かべる方も多いと思います。けれど実際に救助活動で使われるようになったのは、1815年ごろ、日本でいう江戸時代です。

ローマ帝国や中国の記録によると、それまでは救助のためではなく、“高い城壁を突破するための兵器”として使われていました。中国の春秋戦国時代を舞台にした漫画『キングダム』にも、攻城梯子(こうじょうはしご)という階段のようなはしごを使って、敵国の城に攻め入る様子が描かれています。

“人を助けるための道具”としての歴史は意外と短いのです。

日本におけるはしごの歴史

高床式住居 弥生時代の住居 北欧の森

続いて、日本におけるはしごの歴史を見ていきましょう。

日本初のはしごの登場は弥生時代

日本ではしごが使われるようになったのは、今から約2300年前、弥生時代だといわれています。静岡県の「登呂遺跡」や「山木遺跡」で、1本の丸太をえぐって足かけを作った簡易的なものが発掘されました。

弥生時代の住居は柱の上に構築する高床式住居や高倉用で暮らしていたため、住居や倉庫へ上がるための道具として使われていたようです。

その後は技術の進歩とともに、2本の木枝の間に横木を入れた「棒はしご」や麻やシュロで作った縄に横木をつけた「縄はしご」など、さまざまな種類が作られるようになりました。
そして日本でも、はしごが兵器として使われていた時代があります。戦国時代には塀や壁を突破するための「行天橋(ぎょうてんばし)」や忍者道具の「結梯(ゆいはしご)」、「飛梯(とびはしご)」、「巻梯(まきはしご)」などもはしごから派生したものです。

さまざまな種類が生み出されるなか、次に登場したのが「階段」です。古代に作られた階段のなかでもとくに有名なのが、日本最古の神社とされる出雲大社の神殿へのぼる階段です。

7世紀当時の出雲大社の本殿は16尺(約48m)あったといわれており、その高さは今でいう15階建ての高層ビルに匹敵します。私たち日本人は、今から1300年以上前にはすでに、高い場所へとのぼれる階段を作る技術を持っていたのです。

技術が進歩しても、さまざまな種類のはしごが作られている

技術の進歩によって階段や脚立、踏み台などの道具が登場し、“上へのぼる”という意味合いではエスカレーターやエレベーターも使うようになりました。

これほど物作りの技術が進歩しても、今もなお作業用や消防用、避難用などの用途に合わせて、さまざまな種類が作られています。

そして現代では狭小住宅が増えたこともあり、設置や収納スペースを取らない「ロフトはしご」など、住宅用のものも人気を集めています。

「梯子」という漢字の成り立ち

漢字が書かれた原稿用紙 北欧の森

北欧の森ホームページ内やコラムではひらがなで“はしご”と表記していますが、漢字で書くと「梯子」と書きます。なぜこのように書くのか、最後に「梯子」という漢字の成り立ちを見てみましょう。

「梯」の漢字は「木+弟」から成り立ちます。“へん”の部分である「木」は、はしごが木でできていることを指すので、考え方は比較的シンプルです。

漢字の右側部分である“つくり”が「弟」になっているのには、おもしろい理由があります。弟はきょうだいのなかで“低いもの”を指すので、“低い場所から高い場所へとのぼる”という意味で「弟」という字が入っているのです。

そして梯子の「子」は横木を指しています。「はしごを漢字で書いてみて」と言われてもなかなか書けないかもしれませんが、漢字の成り立ちを知れば、書けるようになりそうですよね。

はしごの歴史は約6万4000年!長きにわたって使われてきた

今回のコラムでは、はしごの歴史をお伝えしてきました。
これだけ技術や文明が進化した今もなお、形状や使われ方は6万4000年とほぼ変わっていません。

それははしごが“上へのぼる道具”として優れていることの裏付けでもあります。北欧の森で取り扱っている商品も、長きにわたって使っていただけるシンプルなデザインのものばかりです。

省スペースはしごや軽量はしごなど、現代のニーズに合わせた商品もありますので、ぜひ商品ページからご覧になってくださいね。