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木材にダメージを与えるシロアリとキクイムシ。原因と対策は?

木材の知識 2024.5.17

梅雨時期に入る6月頃から、シロアリやキクイムシなどの木材にダメージを与える虫たちの動きが活発になります。
シロアリが発生すると住宅に大きなダメージを与え、キクイムシは床材や家具などに穴を空ける心配があるため、予防や駆除までの早さが重要です。

今回のコラムでは、シロアリとキクイムシの発生原因や対策、駆除方法をお伝えします。

シロアリが発生する原因と対策

シロアリによって鴨居部分に沿うように作られた蟻道:北欧の森

名前通り白い見た目の「シロアリ」は、発生すると住宅の構造部分に重大なダメージを与える心配があります。稀ではありますが、人を噛んだ事例もあるようです。
症状や原因を知って発生を判断し、対策の方法を知って早めに除去しましょう。

シロアリによる食害の症状

シロアリは木を食べるので、食害にあうと木材がスカスカになってしまいます。
食われてしまった木材を見るとシロアリがいることは一目瞭然ですが、生息場所が床下や壁内部などの人の目に触れない部分のため発見が遅れがちです。

そのためシロアリ本体を見つけるのではなく、住宅の状態や様子から発生を探ります。

  • 床がふかふかしている
  • 壁際に粉のようなもの(糞)が落ちている
  • 蟻道(ぎどう)がある

などの症状があれば、シロアリが発生している可能性があります。

蟻道は文字通り蟻が通る道のことで、壁や柱、基礎に沿うように細長い土の塊のような見た目をしているのが特徴です。
室内で羽アリを見かけることが増えたときも、シロアリの発生を疑ってください。

シロアリの発生原因

シロアリは風通しや日当たりが悪く湿気のこもった場所が好きなので、床下や壁内部の換気が不十分な場所を見つけて生息・繁殖します。
そのため基礎が木材でできている古民家や、庭に池があったり塀などで囲まれていたりする湿気のこもりやすい住宅は要注意です。

また、床下換気口の前に物を置いている場合も換気量が足りず、シロアリの温床となるリスクが高まります。虫や獣対策として床下換気口を塞いでいる自宅をよく見かけますが、換気を妨げるようなことはしないよう気を付けてください。

シロアリの対策

シロアリを防ぐためには、

  • 換気量の確保
  • 防虫剤の散布
  • 定期点検

の3つが重要です。

換気量の確保は設計段階での問題となりますが、防虫剤の塗布や定期点検は引き渡し後にも行えます。防虫剤の効果は5年ほどで切れてしまうので、点検と合わせて5年おきに行うとよいでしょう。

すでにシロアリが発生してしまった場合は、殺虫剤を撒いて駆除することもできますが、自力でするには限界があり、駆除しきれないとまたすぐに発生してしまいます。

どの程度の被害が出ているのかを知るためにも、シロアリの発生が疑わしいときには住宅会社と駆除会社に相談することをおすすめします。
業者に駆除を依頼する費用は、1屬△燭5,000〜4,000円が相場です。

キクイムシが発生する原因と対策

キクイムシが出てきた後の小さな穴が複数空いた木:北欧の森

茶色い見た目のキクイムシは、一見お米に発生するコクゾウムシにも見えますが、それよりも少し大きいのが特徴です。幼虫のときには木の内部にいますが、成虫になると外に出てくるため室内に発生します。

キクイムシによる食害の症状

キクイムシが発生している家具や床材には、1〜2mmほどの小さな穴がぽつぽつと空いているのが特徴。木から出る際に幼虫時に食べた木の食べカスも排出するため、木屑のような粉が表面に着いていたり周辺に落ちていたりします。

人を噛んだり害を与えたりするとの報告はありませんが、家具や床材の見た目を損ねてしまうため、穴を見つけたら早めに対処しましょう。

キクイムシの発生原因

キクイムシは家具の購入後や引き渡し後に発生するのではなく、木材の加工前後に卵が産み付けられている場合がほとんどです。産卵時点ではほんの小さな穴しか空いていないため、検品では気づかれず、そのまま室内へと持ち込まれてしまうのです。

合板や建材のラワン、ナラ、ケヤキなどの広葉樹や輸入家具によく見られます。

キクイムシの対策

キクイムシを防ぐ方法として有効なのは、

  • 木材や家具の表面を塗装する
  • 薬剤で予防処理された木材を選ぶ
  • スギやヒノキなどの針葉樹を選ぶ

の3つです。

表面を塗装する際には浸透タイプではなく、表面に膜をつくる造膜タイプの塗料を選びましょう。薬剤処理された木材やキクイムシが好まない針葉樹を選んだり、スプレータイプの防虫剤を噴射したりしておくのも有効です。

すでにキクイムシが出た穴を見つけたら、殺虫剤を注入してから爪楊枝で穴を塞いでおきましょう。広範囲にわたって穴が空いている場合や予防しておきたいときには、業者依頼をすると安心です。費用相場は1屬△燭2,000〜3,000円ほどになります。

まとめ

床下や室内の換気量をしっかりと確保し、防虫剤の散布や点検を定期的に行えばある程度はシロアリの発生を防げます。大切なのは、シロアリが好む環境をつくらないことです。

一方でキクイムシは、家に持ち込まれた時点で幼虫が潜んでいる場合が多いので、駆除が重要になります。
自分で駆除することもできますが、再発リスクを考えると駆除と予防を兼ねて業者依頼にしたほうが安心です。

大切な家と家具を守るためにも、今回挙げた症状が見られる場合は早めに業者に相談しましょう。