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木の見ごろはいつ?品種ごとの見ごろや実を付ける木を知ろう

木について 2023.8.30

「木の見ごろ」と言えば、春や秋を思い浮かべませんか?

けれど品種によっては夏や冬に見ごろを迎える木もあり、品種ごとの見ごろを知っておけば、1年通して木の美しい姿を楽しめますよ。

そこで今回のコラムでは、木の見ごろをお伝えしていきます。

木の“見ごろ”は品種によってさまざま

春に咲くミモザの花 黄色い花 北欧の森

木にとっての“見ごろ”は、花を咲かせたり実を付けたり、紅葉したり、木がもっとも美しい姿になる時期をいいます。
そして冒頭でもお伝えしたように、木の見ごろは品種によってさまざまです。

花を咲かせる時期が見ごろの品種もあれば、葉が色づく時期が見ごろといわれる品種もあります。次章からは、私たちに身近な木や庭木に焦点をあてて、季節ごとに見ごろの品種を紹介していきます。

春に見ごろを迎える木の品種

満開の桜の花 ピンク色の花 北欧の森

まずは春に見ごろを迎える木を見てみましょう。

桜(サクラ)

春の風物詩といえば、桜を思い浮かべる方も多いはず。
そして「桜」とひとくちに言ってもさまざまな品種があり、開花時期も少しずつ異なります。

ソメイヨシノやシダレザクラは3月中旬ごろから開花しはじめ、ヤエザクラは4月下旬が開花時期です。品種ごとの見ごろを知っておけば、3月中旬〜5月ごろまでお花見を楽しめます。

ミモザ

小さくて黄色い花がかわいらしいミモザは、ドライフラワーとしても人気を集める品種です。そんなミモザの見ごろは、冬の寒さが落ち着いてきた3月上旬。

温暖な地域であれば、2月下旬ごろから黄色い花がポツポツと咲き始めます。

ハナミズキ

ヒット曲のタイトルにもなったハナミズキの見ごろは、4月中旬~5月中旬ごろ。
とても花付きがいい品種なので、満開時の見応えはバツグンです。

そして花が散ったあとは赤い実を付け、秋には葉が鮮やかに紅葉します。
季節の移り変わりを楽しませてくれるだけではなく、メンテナンスもしやすい品種なので、庭木としても人気です。

ツツジ

木の品種のなかでも低木なツツジは、道路沿いや庭に沿うように植えられることが多い品種です。見ごろは4月~6月までで、白や赤、ピンクなどの色鮮やかな花を咲かせます。

そしてツツジと言えば、花の蜜を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?実はツツジには毒性のある品種が多く、蜜を吸うと中毒を起こす恐れがあるので要注意。

毒性のあるツツジと無毒なツツジの見分けは難しいので、蜜は吸わないように、お子さんに注意しておきましょう。

夏に実を付ける木の品種

枝についた赤い実 ジューンベリーの実 北欧の森

見て食べて楽しめる、暑い夏に実を付ける品種を見てみましょう。

ジューンベリー

ジューンベリーは、6月(June)ごろに実を付けることからその名が付けられました。春には白い花を咲かせ、初夏にはブルーベリーに似た実を付けます。酸味が強い果実はそのまま食べるのはもちろん、ケーキやヨーグルトのトッピングにもぴったり。

成長しても2mほどの高さにしかならず剪定も必要ないので、シンボルツリーとしても人気の品種です。

スグリ

スグリは樹高0.4~1.5mほどの低木で、初夏に赤い実をたくさん付けます。
果実はたくさん収穫できますが、とても酸味が強くそのまま食べるのには不向き。もし食べるのなら、砂糖やハチミツを加えてジャムやジュース、シロップにしましょう。

ビーズのような半透明の実は眺めるだけでも楽しいので、1本だけ剪定してお部屋に飾るのもおすすめです。

秋〜冬に見ごろを迎える木の品種

森の辺り一面を赤く染める紅葉の木 落葉した紅葉の葉 紅葉並木 北欧の森

最後に、秋から冬にかけて見ごろを迎える品種を紹介します。

紅葉(モミジ)

葉の色づきが美しい時期に、見ごろを迎える紅葉。
山間部では10月中旬ごろから、平野部では11月中旬ごろから葉が赤く色付きはじめます。

赤い葉が木に付いている姿はもちろん、落葉しても美しいのが紅葉の魅力。辺り一面が赤い絨毯のように染まるので、落葉しはじめの時期でも“紅葉狩り”を楽しめます。

そして紅葉の見ごろは秋だけではありません。GWごろから梅雨時期までの若葉の時期は“新緑”や“青もみじ”と呼ばれ、京都では一部の寺院や神社でライトアップも行われます。

梅(ウメ)

梅は1月下旬~3月にかけて見ごろを迎える品種です。
桜や桃のように緑色の軸がなく、枝にくっつくようにして白やピンクの花を咲かせます。

梅の花はジャスミンのような甘い香りがするので、見るだけではなく香りも楽しめるのが魅力です。

南天(ナンテン)

初夏には小さくてかわいらしい花を咲かせ、11月~12月にかけて赤い実を付ける南天。
葉には健胃、解熱、鎮咳などの作用があるため、生薬としても使われます。

“難(南)を転(天)す”の名前から縁起物としても愛される品種なので、新築時にシンボルツリーとして植えるのもおすすめです。

品種ごとの見ごろを知って、木を楽しもう

木の品種によって見ごろは異なり、1年に1度見ごろがある品種もあれば、年に数回見ごろがある品種もあります。どの品種がいつ見ごろを迎えるのか知っておけば、お出かけはもちろん、庭木を選ぶときにも役立ちます。

ぜひ今回のコラムを活かして、木の鑑賞やガーデニングを楽しんでくださいね。