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木の成長速度はどのくらい?成長に必要なものはなに?

木について 2023.9.12

私たちが「木」として認識しているのは、すでに成長してしまった木がほとんど。
みなさんは、木がどのくらいの時間をかけて、どのように成長するのかご存じですか?

今回のコラムでは、木の成長速度や成長に必要なものをお伝えしていきます。
知識として頭に入れておけば、庭木選びにも役立ちますので、ぜひ最後までご覧になってください。

木が成長するまでにかかる時間

地面に生えている小さなマツの苗 子供の木 北欧の森

木はとても長生きで、世界のなかには数千年生きている木もあります。
そして数千年も生きている木は“大人の木”または“老木”ですが、木はどんな状態になったときが大人で、どのくらいの速度で成長するのでしょうか。

木の成長速度は品種によって異なる

木の成長速度は品種によって異なり、1年で100cm近く成長する木もあれば、10cmしか成長しない木もあります。

まずは木の品種ごとの成長速度をみてみましょう。

成長速度木の品種と成長後の樹高
1年に100cm前後サクラ(3〜20m)、ユーカリ(5m~100m)
1年に50cm前後クスノキ(20〜30m)、ハナミヅキ(4m~8m)
1年に10cm前後イヌツゲ(3〜10m)、サツキツツジ(50cm〜1.5m)
表をみてみると、大きな木は成長が早く、小さな木はゆっくりと時間をかけて大きくなっていくことがわかります。

品種によって成長後の樹高は異なりますが、どんなに大きな木も、水を吸い上げられる130m~140mまでの高さが成長の限界だといわれています。

“大人の木”といえるのはどんな状態になったとき?

木の成長速度は品種によって異なりますが、大人の木になったといえるのは、木が「種子(実)をつけたとき」です。

実をつける時期は品種によって異なり、レモンやジューンベリーのように植えてから2~3年で実をつける品種もあれば、ザクロやクルミのように実をつけるまでに6~7年もかかる品種もあります。

スギやヒノキは植えられてから20年経つぐらいから開花しはじめ、30年ほどで花粉を飛ばすようになります。材木として利用される木は、“大人の木”になるまでに時間がかかる品種なのです。

木が材木として利用できるようになるのはいつ?

20年ほどで大人になるスギやヒノキですが、材木として利用できるようになるのはもっと先。苗木を植えてから40〜50年ほどたったころです。

成長の観点からみれば大人でも、樹齢20〜30年ほどの若い木は油分が少なく水分は多いため、材木として利用できません。伐採時期は40〜50年が平均的ですが、樹齢が高いほど良い材木になり、その木が生きた年数分だけ使えるといわれています。

木の成長に必要なもの

黒板に描かれた光合成のしくみ 太陽 水 酸素 北欧の森

木の成長速度は品種によって異なりますが、育つ環境も成長速度に影響します。
「水分」「日光」「空気」「栄養素」の4つがそろった環境でなければ、成長速度が遅くなり、最悪の場合枯れてしまうことも。

とくに光合成をするためには、水分・日光・空気の3つが欠かせません。
なぜ「水分」「日光」「空気」「栄養素」が木にとって必要なのかを説明していきます。

水分

人が水分なしでは生きられないように、木の成長にも水分は欠かせません。
木にとって水分は「生命を維持する役割」と、「エネルギーを作り出す役割」があり、エネルギーを作る役割が、理科や生物の授業などに出てくる“光合成”です。

砂漠や南極で生きられる植物が少ないのも、水分が極端に少ないことが理由です。

日光

太陽から降り注ぐ光も、光合成に必要です。
まったく日光や光が当たらない場所にいると、枯れることはなくとも成長が鈍くなってしまいます。

ただしすべての木が、太陽光を欲しているわけではありません。
光がたっぷり必要な品種もあれば、直射日光が苦手な品種もあるので、品種に合わせた光の量を調節してあげることが大切です。

空気(二酸化炭素・酸素)

木が光合成をするときには、大気中の二酸化炭素を取り込んで、デンプン(炭水化物)と酸素を作ります。デンプンは木の内部にエネルギーとして蓄えられ、酸素は気孔を通って外へと排出される。ここまでが学校でも習う光合成のしくみです。

けれど木に必要なのは、二酸化炭素だけではありません。
光の当たらない夜間に呼吸するためには、人と同じように酸素を必要とします。

木にとって、二酸化炭素と酸素はどちらも必要なものなのです。

栄養素

水分や土にはたくさんのミネラル分が含まれていますが、木に必要な栄養素は、自然界にあるものだけでは補いきれません。

たとえば、チッ素・リン酸・カリウム・カルシウム・マグネシウムは、木にとって大量に必要な栄養素ですが、水分や土から吸収しただけでは足りず、栄養不足になってしまいます。

栄養が足りないからといって枯れてしまうことは稀ですが、成長が遅くなったり葉が小さくなったり、栄養不足が見た目に表れます。足りない栄養素は、肥料で補ってあげましょう。

木の成長速度は品種によってさまざま。植えられた環境によっても差が出る

木の成長速度は品種によってさまざまで、植えられた環境によっても差が出ます。
木がどれだけの時間をかけて大きくなるのかを知れば、見ごろ時期の鑑賞やガーデニングをもっと楽しめそうですね。

ぜひ今回紹介した知識を、庭木選びやさまざまな場面で役立ててくださいね。