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板材に反りやゆがみが出る理由は?対処法と対策もチェック

床材について 2024.2.6

「板材は反ったりゆがんだりすることがある」と聞いたことはありませんか?購入したときや施行したときには平らなのに、なぜ変形してしまうのでしょうか。

今回のコラムでは、板材に反りやゆがみが出る理由をはじめ、対処法や予防方法をお伝えします。ぜひ参考にしてください。

板材に反りやゆがみが出る理由

机の上に並べられた数枚の板材 北欧の森

板材はきれいにカットされているはずなのに、なぜ変形してしまうのでしょうか。まずは反りやゆがみが発生するメカニズムを説明します。

反りやゆがみが出る理由

板材に反りやゆがみが出てしまうのは、次のような理由があります。

  • 木の性質
  • “慣らし”不足
  • 施工方法

それぞれ説明していきます。

木の性質

板材が変形してしまう原因には、木がもつ「調湿作用」が関係しています。木には湿度が高いときには湿気を吸収し、乾燥しているときには湿気を排出する作用があり、室内の湿度を調整してくれることがメリットです。

しかし、木には湿気を吸い込むときには膨張し、湿気を吐き出すときには収縮するという性質があるため、湿度の変化によって形状が変化します。これが反りやゆがみの原因です。

施工前の“慣らし”不足

板材は放置している間からすでに反り始めるため、すぐに施工したほうがいいといわれます。しかし、ある程度の“慣らし”時間は必要です。慣らしとは、乾燥状態で届いた木材を1週間ほど置き、その土地の気候に慣れさせることをいいます。

慣らしが不十分な木材は、反りが出やすくなってしまうのです。

施工方法の問題

ゆがみの初歩的な原因としては、隙間(クリアランス)を取っていないことも挙げられます。隙間を全く取らずきっちり施工してしまうと、膨張したときに逃げ場がなくなり、反り上がってしまうのです。

最近では反り防止のために、隙間を確保するためスペーサーや見切り材なども販売されています。

反りの出方

反りが出る方向は、木の面によって異なります。

丸太を上からカットする「板目」の場合、湿気を吸い込んで膨張しているときには、木表側が膨らむように反り、湿気を吐き出して収縮しているときには、木表側が凹むような形で反りが出ます。

【コラム】柾目と板目の違いは?それぞれのメリットと注意点から比較してみよう

乾燥時の収縮幅は、板材の約1%が目安です。仮に幅90mmの板材が収縮すると、1枚あたり0.9mmの隙間ができ、フローリングの場合は間に1.8mmの隙間ができることになります。

ただし、収縮率は品種によって若干異なるため、「これだけ隙間があれば確実」とは言い切れません。製材メーカーからの施工説明書に従うのが、反り上げりや隙間の開けすぎを未然に防ぐ手段です。

板材が反ったりゆがんだりしたときの対処法と対策

ゆがみや隙間、傷などがある劣化したフローリング 北欧の森

板材が変形してしまったときには、軽度な反りやゆがみであれば自宅ですぐに対処できます。ここでは2つの対処法を説明します。

反った面を裏向きにして置いておく

軽度な反りであれば、沿った面を裏にして2〜3日ほど置いておくだけで反りが直ります。U字型に沿っているのなら、ひっくり返して山型に置くイメージです。

裏返すだけでは直らないときには、凹んだ面をラップで覆って裏返し、再度2〜3日様子を見てみましょう。それでも直らないやや手強い反りであれば、凹んだ面に霧吹きで水をかけて、ラップで覆って裏返した状態で数日置いておきましょう。

ただし板材を濡らすときには、注意点があります。木は水分を与えれば膨張して反りは解消しますが、木肌がけばだってしまいます。心配な方は自分で対処せず、メーカーや工務店などに相談しましょう。

加重をかけて強制的に戻す

板材を裏返す方法では反りが戻らないときには、加重をかけて強制的に真っ直ぐにする方法もあります。凹んだ面を裏向きにし、その上に重しを置いて反りを直します。

力が加わることで反りは直るかもしれませんが、加重をかけすぎると板材が割れる恐れがあるため注意が必要です。いきなり重いものを置くのではなく、様子を見ながら重さを調整してください。

板材の反りやゆがみをできるだけ防ぐ方法

板材の反りやゆがみをできるだけ防ぐ方法は、次の2つです。

  • 表面に塗装剤やニスを塗る
  • 板材の裏を補強する

板材に塗装剤やニスを塗って表面を保護すれば、湿度の影響を受けづらくなり、変形をある程度は防ぐことができます。家具や棚板として板材を使う場合は、板材の裏を金具や木材で保護する方法も有効です。

使用方法に合わせて、予防方法を試してみてください。

板材の性質を知って、反りやゆがみの対策を

板材が変形する理由や、反りを直すための対処法、予防法をお伝えしてきました。
対処法や予防法を試せばある程度の反りは防げますが、「木は環境や気候の変化で動くもの」であることを念頭に施工する必要があります。

ご自身でフローリングを施工する際には、コラム内で紹介したスペーサーや見切り材などを使い、品種の収縮率に合わせた隙間を確保してください。1番確実なのは、メーカーの施工説明書に従うことです。

今回お伝えした情報をぜひ、DIYや反りが出たときに活かしてくださいね。